子供たちを迎える校門の松

2月28日(月)

子供たちは今日も元気に登校してきました。

校門では、早く来た5・6年生が「おはようございます。」とあいさつをしています。

そしてその上には、校門の松。赤松です。

この休みの間に、地域の方にきれいに剪定をしていただきました。

ずっと何十年も、毎朝、佐久山小学校の子供たちを出迎えています。

ところで、この「校門の松」ですが、いつからここにあるのだろうと、ちょっと調べてみました。

すると、どうやら大正7年(1918)、それまで中町にあった学校を、今の場所に移転したときに植えられたようです。

もとは、道を挟んだ向かい側に住んでおられた柳田先生というお医者さんの家にあったもので、それを、学校移転に合わせて、校門わきに移植されたようです。

ですから、今の場所に来てから104年ということになります。

なんと、「何十年」どころではありませんでした。

そして、樹齢となると・・・。

柳田先生の家にあったときに、登って遊んだことがあるという記録もあるので。

百数十歳でしょうか。

今も、子供たちは登ろうとします。

でも「危ないよ。落ちたらケガするよ。」「松が傷むからやめよう。」と言われて止めています。

卒業生のみなさんは、もしかすると登ったのではないですか。

登りたくなる形してますし、明らかに登った形跡が残っていますから。

あわせて、こんな写真も見つけました。

左には「校門の松」。

右側にもあったんですね。

そして、門の前には橋があります。

この写真は昭和55年頃のものかと思います。

今度、機会があればこの橋についても調べてみたいと思います。